「1歳で預けるなんて、まだ早すぎるかな?」 「子どもに寂しい思いをさせて、愛情不足にならないかな……」
私自身も新しい仕事に就職したてだった、経済的に余裕が欲しいなどの理由から、長男を1歳から保育園に預けてフルタイム復帰をしました。
結局、仕事と家事と育児に追われながら長男が3歳になるまでフルタイムで働いていました。
フルタイム勤務なので朝早く起床し、お迎えは18時半の生活。
当時はそれでも仕方ないと思っていましたが、数年後になって「もっとこうしてあげればよかった」と感じることがあります。
もちろん得られたメリットもありましたが、失った時間の尊さに気づいたのは、次男が生まれてからでした。
ただ、その経験があったからこそ今だから思えることや、保育園に預けたからこそ得られたこともあります。
この記事では、1歳から保育園に入れて感じた後悔や当時のリアルな体験談、そして今だから思うことを正直にお伝えしていきます。
後悔する点は人によって違うと思いますが、これから復職を考えている方の参考になれば幸いです。
1歳から保育園は後悔する?
1歳から保育園に預けると後悔するのではないかと、数年後に後悔することがあるのではないかと不安に思う人は多いと思います。
私も長男を保育園に入れるとき、「まだ小さいのに大丈夫だろうか」と悩みました。
ここでは、当時の状況と数年後に感じた気持ちについてお話しします。
1歳から保育園に入れた理由
長男を1歳から保育園に入れたのには理由があります。
- フルタイム勤務に転職して間もなかった
- 経済的に余裕が欲しかった
- 育児を全て1人ですることに不安があった
以上の3つの理由が大きかったです。
フルタイム勤務に転職して間もなかった
長男の妊娠がわかったのは転職して2・3カ月したころでした。
転職したてで育休ももらえないと思っていたところ、ギリギリ勤務日数が足りたことで出産後も復職できることがわかりました。
結婚を機に所縁のない土地に引っ越してきたばかりで、ようやく働きやすい仕事に付けたばかりだったので、育休後に復職できるのはとても嬉しかったです。
この事もあり、せっかくいただけた機会なので1歳になったら復職しようと思いました。
経済的に余裕が欲しかった
子供もでき将来経済的に余裕がある方がいいなと考えると、育児休を終えて職場復帰をするのが最善だと当時は考えていました。
当時は夫婦共にまだ若く、子供に必要だと思うものを与えてあげるには、夫の収入だけでは不安でした。
また、夫の仕事の関係で持ち家がないと遠方への転勤の可能性があり、小学校入学前には家を購入する計画を進めたいと考えていました。
育児を全て1人ですることに不安があった
私は持病もあって子供ができにくいと思い込んでいた矢先の妊娠で、ちょっと戸惑いもありました。
まだ20代半ばで、本当に親になれるのか育児にも不安がなかったわけではありませんでした。
夫もフルタイムに加え残業なんて当たり前なので、休みの日以外はワンオペ決定でした。
そんなこともあり、保育園に入れることで育児の不安を少しでも解消したい気持ちから入園もありかなと思いました。
後悔は数年後にやってきた
1歳から保育園に入れましたが、後悔したのは数年後の事でした。
先にお伝えした通り、主に3つの理由から1歳で保育園に通わすことにしましたが、
当時は「こうするしかない」とも思っていました。ですが、今振り返るとかなり余裕のない生活だったと思います。
保育園に入れた直後は、「ごめんね」と思うことはよくありましたが、後悔という気持ちではありませんでした。
むしろ、仕事に復帰できたことや、保育園で子どもが楽しそうに過ごしている姿を見て安心していました。
しかし後悔は数年たって、長男が少し大きくなった頃にふとした瞬間にやってきました。
「小さい頃の思い出があまり残っていない」と気づいたんです。
もちろん写真や動画は残っています。
ですが、当時の毎日の記憶は忙しさの中で薄れてしまっていました。
もっとゆっくり一緒に過ごしていたら、もっと覚えていることがあったのではないかと、すごく寂しくなりました。
1歳から保育園後悔したこと3つ
では、どんなことを後悔したのか紹介します。
1歳から保育園に預けて感じた後悔はいくつかありますが、その中でも特に強く感じたことは3つです。
- 小さい頃の記憶があまりない
- 時間に追われてせかす毎日
- あまり遊んであげられなかった
①5時半に起床
②6時には朝食
③7時には家を出る
④駅前の保育園に預ける
⑤9時過ぎに職場に到着
⑥17時半に退勤
⑦18時半にお迎え
⑧19時帰宅
⑨夕食と入浴と寝かしつけ
⑩洗濯後に就寝
では、1つずつ詳しく紹介します。
後悔①:小さい頃の記憶があまりない
今になって思う一番の後悔は、長男が小さい頃の記憶があまり残っていないことです。
朝は急いで保育園に送り、仕事を終えて迎えに行き、帰宅したらご飯とお風呂と寝かしつけ。
毎日があっという間に過ぎていき、ゆっくり成長を感じる余裕がありませんでした。
それでも保育園に迎えに行った時に先生から「今日はこんなことしましたよ」「こんなことできましたよ」と1日の様子を聞くと、成長を感じて嬉しく思いました。
もちろん写真や動画はたくさん残っています。
ですが当時は毎日が忙しく、仕事と家事と育児をこなすだけで精一杯でした。
連絡帳で「今日○○ができました」「〇〇と言えました」という報告を受けるたび、嬉しい反面、「その瞬間を自分の目で見られなかった」と少し寂しく感じていたなと思い出しました。
我が子の成長を「最初に見てあげられなかった」と思ってしまい、切なく、「本当に預けて良かったのか」と、1歳で預けたことを少し後悔しました。
そして今でも、写真を見ると「こんなに小さかったんだ」と思い出すことはできますが、日常をどう過ごしていたのかあまり思い出せません。
もっと一緒に過ごした何気ない時間を覚えていたかったと感じています。
後悔②:時間に追われて気持ちに寄り添えなかった
当時の私は、とにかく時間に追われていました。
朝は5時半に起きて朝食の準備と自分の支度をしながら、長男の朝食と着替えや登園準備を進めます。
朝は仕事は遅刻できないので、どうしても「早く食べて!」「早く靴履いて!」「早く寝て!」という言葉が増えていました。
夜も同じで、保育園のお迎えから帰宅するとすぐに夕飯の準備。
ご飯を食べて、お風呂に入れて、洗濯をして、寝かしつけて、また次の日の準備をする。
一緒にゆっくり過ごすというよりも、毎日をこなすことが優先になっていました。
だから、たぶん長男ももっと「自分でやりたい」「こうしてほしい」「まだしたくない」などいろんな感情があったと思いますが後回しにしていました。
私に時間や気持ちにもう少し余裕があれば、子供の気持ちに寄り添ってあげられたんじゃないかな?と、今は思います。
少しきつく言ってしまった日の夜は、寝顔を見ながら「今日も怒鳴っちゃったな、ごめんね」と思いつつも、生活するには仕方ないと自分に言い聞かせていました。
でも、本当に後悔し始めたのは次男を妊娠してからです。
後悔③:遊んであげる時間が取れなかった
仕事から帰宅した後は家事の山。子どもが「ママ、これ見て!」と持ってきた絵本も、「ちょっと待っててね」と後回しになることも。
子供の睡眠時間もしっかり取りたかったので、帰宅して食事と入浴をすますと遊んでいる時間なんてほとんどありません。
保育園でたくさん遊んできているとはいえ、やはり親と過ごす時間は特別なものだと思います。
今になって、もっと一緒に遊ぶ時間を作ってあげればよかったと感じています。
休日は散歩したり、公園や動物園などに行くように心がけていましたが、普段できない家事もあるのでいつもと言うわけにはいきません。
今振り返ると、もっと工夫して長男と向き合う時間を作ればよかったと感じています。
1歳から保育園は愛情不足になる?
「1歳から保育園に預けると愛情不足になるのでは?」と不安に思う方はとても多いと思います。
私自身も長男を1歳から保育園に入れるとき、同じように悩みました。
実際にフルタイムで働きながら保育園に預けていた当時は、子どもと過ごす時間が限られていたのは事実です。
朝は6時半に起きて7時半には登園、夕方18時にお迎えに行き、帰宅後はご飯とお風呂と寝かしつけで21時。
ゆっくり遊ぶ時間が取れない日も多く、「これで大丈夫なのかな」と不安になることもありました。
ただ、今振り返ってみると、長男がいわゆる「愛情不足」と言われるような問題行動をしていたかというと、特に思い当たることはありません。
もちろん子どもの性格にもよると思いますし、表に見えない気持ちがあった可能性もゼロではありません。
ですが、少なくとも
・極端に情緒が不安定になる
・人との関わりを極端に避ける
といった一般的に言われるような様子は見られませんでした。
そのため、1歳から保育園に入れたからといって、必ず愛情不足になるとは言い切れないと感じています。
大切なのは、保育園に預けているかどうかではなく、限られた時間の中でどう関わるかだと思います。
短い時間でも抱きしめたり、話を聞いたりすることで、子どもはしっかり愛情を感じ取ってくれると感じました。

少し大きくなってからですが、いつも短い時間でも抱きしめるなどスキンシップを取っていたら、「ママは、そんなに僕が大好きなの?」って、ニコニコ嬉しそうにしていました。
0歳から保育園は愛情不足になる?
さらに早い「0歳から保育園」に対しては、より不安を感じる方も多いと思います。
「まだ赤ちゃんなのに預けて大丈夫?」と心配になる気持ちは、とても自然なことです。
結論から言うと、0歳から保育園に預けた場合でも、一概に愛情不足になるとは言えないと思います。
子どもの発達や性格、家庭での関わり方によって影響は大きく変わりますし、「保育園に通っている=愛情不足」と単純に結びつけることはできないと感じます。
また、保育園では保育士の先生が一人ひとりの子どもに寄り添いながら関わってくれます。
家庭とは違った環境で多くの刺激を受けることも、子どもの成長にとってプラスになる面があります。
一方で、親自身が「一緒にいる時間が少ない」と感じてしまうことで、罪悪感や不安が大きくなることもあります。
私自身もフルタイムで働いていた頃は、
「もっと一緒に過ごした方がいいのではないか」と悩むことがありました。
ですが、親自身が精神的に余裕を持てることも大切なポイントだと感じています。完璧でなくても、できる範囲で子どもと向き合うことが大切だったと感じています。
私自身の経験から感じるのは、「保育園に預けること」そのものよりも、
・親がどれだけ子どもに向き合えているか
・家庭で安心できる時間があるか
といった部分の方が大きいということです。
もちろん、どんな選択にもメリットとデメリットがあります。
だからこそ大切なのは、「周りがどうしているか」ではなく、自分なりの関わり方を見つけていくことだと思います。



実際に私の姉は0歳で保育園に通っていたのですが、当時や現在も特に気になるような行動もないですし、対人関係も私より数倍スムーズです。
1歳から保育園に入れて影響はある?


1歳から保育園に通うことで、子どもにどのような影響があるのか気になる人もいるでしょう。
実際には家庭環境や子どもの性格によっても違いがあると思いますが、保育園で多くの人と関わる経験は大きな刺激になったと感じています。
同年代の子どもと遊んだり、集団生活を経験したりすることで、家庭だけでは経験できないことを学べ、社会性が育つ面もありました。
集団生活のおかげで、家では食べない野菜を食べるようになったり、お友達とのおもちゃの貸し借りが上手になったりと、社会性が育つスピードは圧倒的に早かったです。
子育て支援センターや子育て支援館などが地域にありますが、近くになかったり、子供用品を持って行くのも大変で、通い続けるのが難しい場合もあります。
また、大人の方が他の親とどう接していいのか、すでにグループが出来てて行きにくく感じて足が遠のくこともありますし、私は実際、他のママとの関わり方がわからず子育て支援館には通わなくなりました。
私も1歳で保育園に入園していますが、寂しいと感じたりしたことはなく、毎日思う存分遊べることを楽しんでいた記憶しかありません!
なので、もちろん家庭で過ごす時間も大切ですが、保育園ならではの経験も子どもの成長につながると感じました。
1歳から保育園は寂しい?
1歳から保育園に預けると、「寂しい思いをさせてしまうのでは」と不安に感じる方は多いと思います。
特に一人目の子供だと尚更だとだと思います。
確かに登園時の引き渡しの際や、お迎えに行った時は、泣いてしまうこともありました。
まだ言葉も十分ではない時期なので、「本当はどう感じているんだろう」と考えると胸が苦しくなることもありました。
ただ、しばらくすると少しずつ環境に慣れていき、先生に抱っこされて安心したり、おもちゃで遊んだりする姿も見られるようになりました。
迎えに行くと楽しそうに過ごしている日も増えていき、先生から昼間も普通に楽しく遊んでいる聞くと「子どもなりに順応しているんだな」と感じたのを覚えています。
もちろん、1歳という年齢を考えると、まったく寂しさがないとは言い切れないですが、
その寂しさがずっと続くわけではなく、子どもなりに安心できる場所や人を見つけていくのではないかと感じました。
また、保育園で過ごす時間があるからこそ、帰宅後の時間がより大切に感じられるようになったのも事実です。
1歳から保育園に入れて良かったこと!
1歳から保育園に入れて後悔したこともありますが、保育園に入れてよかったと感じることもたくさんありました。
ここでは特に印象に残っていることを紹介します。
良かったこと①:お金をかけられる
共働きだったことで、生活面での安心感があったのも事実です。
子どもに必要なものを準備したり、家族で出かけたりするための余裕がありました。
その意味では、働いていたことにも大きな価値があったと思っています。
また、今日は手抜きしたいなって時に、お惣菜を買えたり、週末に外食に行って少しだけ家事から解放されました。
気持ちが楽になり、「また明日からがんばろ!」と思えるのは日々の活力にもなりました。
良かったこと②:トイトレを進めてもらえた
ママだって親になって数年です。育児で不慣れなことや未経験はたくさんあります。
例えば、保育園でトイトレを進めてもらえたり、プロの先生たちが、お友達と一緒にトイレに行く習慣をつけてくれたおかげで、家でのトイトレは驚くほどスムーズでした。
家庭だけではなかなか進まないことも、保育園のサポートがあることでスムーズに進んだと感じています。
良かったこと③:先生に育児の相談ができた
初めての子育てってけっこう孤独だったりします。
保育園の先生はたくさんの子供たちを見てきた育児のプロでもあります。
結婚を機に引っ越してきた私にとって、子どもの成長や生活習慣について相談できたことは、とても心強かったです。
初めての子育てで不安なことも多かったですが、先生に話を聞いてもらうことで安心できた面はかなりあるとおもいます。
「最近偏食で……」「イヤイヤがひどくて……」という悩みに「ゆっくりでいい」「みんなそんな感じですよ」などアドバイスをもらえ「自分だけじゃないんだ」と感じられたことはとても嬉しかったです。
長男が3歳のとき次男が生まれ、私は働き方を見直した
長男が3歳のとき、次男が生まれました。
そのとき私は2年間の育児休業を取り、子どもと過ごす時間が増えました。
これまで忙しく過ごしてきた分、家で過ごす時間の大切さを改めて感じるようになりました。
長男はその後も小学校入学まで保育園に通いましたが、次男の育休中の通園時間は9時から16時と比較的短くなったので、以前よりも家族で過ごす時間も増えました。
その後、いろいろ考えた結果、「長男の成長を1番に見れなかったこと」への後悔もあり、私は仕事を辞めることを選びました。
職場に迷惑をかけることや、収入が減る不安、いろんなものを天秤にかけました。
けれど、今はあの時退職してよかったと思っています。
長男のときに味わえなかった「何気ない日常の瞬間」を、今は次男と一緒に噛み締められています。
経済的には以前より厳しくなりましたが、朝、急かさずに「待ってるから自分のペースでね」と言える、「見て見て!」に応えてあげられることが今はとても幸せです。
また、小学生になった長男を「お帰り」と迎えられ、夕食までゆっくり過ごす時間も増え、以前より子供たちに向き合えるようになって本当に良かったと思っています。
1歳から保育園で後悔しないために大切だと思うこと
1歳から保育園に預けるかどうかは、家庭によって事情が違います。
どちらが正しいという答えはありません。
ただ、私の経験から感じるのは、子どもと向き合う時間を意識して作ることの大切さです。
忙しい毎日の中でも、短い時間でもいいので子どもとゆっくり過ごす時間を作ることができれば、感じ方は変わっていたかもしれません。
子育てにはさまざまな選択があります。
「ちょっとしんどいな」「このままでいいのかな?」など日々のほんの少しの違和感や疑問が浮かんだ時は、一度自分の気持ちと向き合う時間を作ってみるといいと思います。
1歳で保育園に通わせ始めてからでも遅くないと思います。
その時の状況に合わせて、今は何が最善かその都度考えなおして、親も子どもも無理をしすぎないことが大切だと思います。
まとめ:保育園に入園してから考え直したって良い!
ここまで、1歳から保育園に入れて感じた後悔や当時のリアルな体験談、そして今だから思うことを正直にお伝えしました。
深く後悔したことは3つです。
- 小さい頃の記憶があまりない
- 時間に追われて気持ちに寄り添えなかった
- 遊んであげる時間が取れなかった
1歳から保育園に預けて働くことには、メリットもあれば後悔することもあります。
私の場合、フルタイム勤務の忙しい生活の中で、子どもとゆっくり過ごす時間が少なかったことを後悔しました。
もし皆さんも今、「明日しよっか!」「ちょっと待っててね」となっているなら、一瞬だけでも子供に目を向けて見てください。
その一瞬の積み重ねがたくさんの思い出になり、後悔することが少なくなるかもしれません。
チャンスがあるのであれば1度保育園に入れてみて、「日々の過ごし方に疑問を感じたり」、「子供と向き合えてないな、これでは後悔しそうだ」と思ったら、その時に考え直してもいいと思います。
復帰してすぐにやめたら迷惑もかかります。これは絶対です。
でも、私は1度しかない人生、家族でどう過ごしたいのか、その気持ちに素直になることが1番大切だと思います。
私の体験談が少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。









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