『アナ雪2』が前作に比べて駄作で面白くないと言われています。
歌もストーリーも大絶賛で社会現象にまでなった1作目の『アナ雪』との違いは何だったのかでしょうか?
また、面白く見るためにはどうしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、【アナ雪2】がなぜ駄作で面白くないと言われるのか、伝えたいことがよくわからいと言われるのか、理由を調べて解説しています。
【アナ雪2】駄作で面白くない?と言われる理由は
『アナ雪2』が駄作で面白くないと言われる理由は、一つ一つの内容は薄いのに要素が多すぎて複雑なストーリーになっていたのが大きな要因でした。
【アナ雪2】面白くない理由①:内容が薄い
【アナ雪2】面白くない理由②:エルサの描き方がめちゃくちゃ
【アナ雪2】面白くない理由③:クリストフの恋愛モードがストーリーに合わない
【アナ雪2】面白くない理由①:要素が多すぎて一つ一つの内容が薄い
・話が複雑になった
・キャラの行動の動機がハッキリしない
・ハッピーエンドへの持って行き方が雑
1作目の『アナ雪』は、「ありのままの自分を受入れて生きる」「姉妹の絆と愛」のようにわかりやすいテーマでストーリーが展開していきました。
それに対して『アナ雪2』では、『変化していく人生』がテーマになっています。
この「変化」を表現するためにストーリーは場面を変えながらどんどん進んでいくことになるのですが、これが伝わりづらくストーリー内容が薄いと感じる要因になってしまったようです。
「魔法の森」「謎の声」「精霊」「先代国王の過ち」「アナとクリストフの恋愛」「やっぱり孤独なエルサ」など変化を表すために押し込まれた要素が多すぎるため話がとても複雑になっています。
要素がすし詰め状態でキャラクターの行動が細かく描写されないままストーリーが進むため、キャラクターの行動動機がハッキリしません。
表現したい要素が多くて話が複雑になった上、一つ一つを丁寧に描いていないのに最後は無理やりハッピーエンドになる展開に気持ちが付いていけず、『面白くない』と感じた観客が多いようです。
【アナ雪2】面白くない理由②:エルサの心の葛藤が薄い
・葛藤しているところの内容が薄い
『アナ雪2』でのエルサは「なぜ魔法が使えるのか」「魔法の森とアレンデールのどちら守るか」「自分の居場所はどこなのか」など様々な場面で自分の心の葛藤に出会います。
この悩めるエルサや、成長し変化していくエルサを一つ一つ丁寧に描くには、1本の映画の中で表すには時間が足りず、結果として内容が薄くなりました。
「気持ちの変化についていけない」などと、観客の感情を置き去りにストーリーが進んでしまった結果、面白いと感じられませんでした。
【アナ雪2】面白くない理由③:クリストフの恋愛モードがストーリーに合わない
・クリストフがプロポーズのことしか考えていない
・ラブシーンが取って付けたようで雑
アナの恋人であるクリストフが終始アナとの恋愛のことばかり考えていて、『アナ雪2』のストーリー全体にあっていないように感じられます。
クリストフが歌まで歌って、映画のところどころに描かれたラブシーンだったのに、プロポーズはあっさり過ぎて見ごたえもありません。
また、クリストフやオラフにおちゃれけさせていれば面白くなるだろうという見え透いた思想が低評価につながっています。
【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない?と言われる理由は
『アナ雪2』の伝えたいことがよくわからない理由は、歌や表現したい内容が多すぎたため展開が無理やり進み、ストーリーに一貫性がなくなったのが大きな要因のようです。
・【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由①:表現したい要素が多すぎる
・【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由②:歌が多すぎる
・【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由③:ストーリーに一貫性がない
【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由①:表現したい要素が多すぎる
・表現したいことを詰め込みすぎ
・要素が多すぎる
・展開が速すぎる
『アナ雪2』が面白くなかった理由でも挙げた「表現したい要素が多すぎる」ことが、伝えたいことがよくわからなくなる理由の一つでした。
一つの要素を作り込んでいなければ、何のためのシーンなのかわからないですよね。
たくさんの要素を詰め込み過ぎてどれが一番重要なのか混乱してしまいます。
また、どんどんストーリーが進んでいくので展開が速すぎて理解が追い付かないままエンディングを迎えます。
要素が多くて展開が速すぎては「最後は何が言いたいの?」となっても不思議ではないですね。
【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由②:歌が多すぎる
・歌が多すぎてその度に話が止まる
・キャラクターみんなが歌ってる
『アナ雪2』は1作目よりミュージカルの部分が多く描かれています。エルサ、アナ、クリストフ、オラフの主要なキャラクターはみんな歌っています。
キャラクターみんなが歌うのでミュージカルが好きな人には受けるでしょう。でも歌が多すぎてストーリーがその度に止るので何が表現したいのか伝わってこないようです。
ディズニー映画の歌って踊ってるシーンは醍醐味ですが、多すぎると確かに訳が分からなくなってしまいそうです。
【アナ雪2】伝えたいことがよくわからない理由③:ストーリーに一貫性がない
・ストーリーのつなげ方が雑
・無理な展開で支離滅裂
『アナ雪2』は、たくさんの要素を次々に繋げていくので一貫性を感じられないという意見も多かったです。
白雪姫のストーリー展開を例にすると、
・森に一人で住んでいる少女
・王子様に出会って恋に落ちる
・邪魔が入る
・倒す
・結婚してハッピーエンド
要素が少ないのと、とてもわかりやすい構成なので、一貫性を持たせやすく、誰が見ても理解できる作品です。
他のディズニー映画をみても、主人公が明確で感情やストーリー展開も一人にフォーカスして描かれています。
その点『アナ雪2』では、エルサとアナが主役化と思いきや、クリストフも結構主張してきますし、オラフも実は重要な意味があったりします。
それぞれのキャラクターにフォーカスを当ててしまうと、話があっちに飛んだりこっちに飛んだりして一貫性を感じられなくなってしまうのも仕方ありません。
【アナ雪2】面白く見るための方法は!
どうしたら『アナ雪2』も面白いと思えるのか、こちらも調査してみました。
【アナ雪2】面白く見るための方法①:『アナ雪』と『アナ雪2』を続けてみて見る
1作目の『アナ雪』にはいくつか『アナ雪2』につながるシーンが登場しているようです。
『アナ雪』を見た後に(できれば内容やシーンを覚えているうちに)『アナ雪2』を見ると意外な伏線が隠れているようです。
それに気づいた人たちは、
「あの時のシーンがここに繋がっている」
「だからこうなったのか」
と言う“気づき”を楽しんでいました。
【アナ雪2】面白く見るための方法②:『アナ雪2』を何回か繰り返して見る
『アナ雪2』はたくさんの要素が詰め込まれていて1回見ただけでは中々わかりにくい内容となっています。
1回目はどんどんテンポよく進んでしまうストーリに付いて行けず、気づいたらなぜかハッピーエンドになってると感じる方が多かったです。そんな方には、3回・4回と繰り返し見てほしいです。
何回も見ることで一つ一つのシーンの意味や伝えたかったことが繋がりだして、実は作り込まれた作品だと気付いて楽しむことができるでしょう。
【アナ雪2】面白く見るための方法③:単純に歌とCG映像を楽しむ
私の中のディズニー映画って、歌って、恋して、ハッピーエンド!なんです。
中にはいろいろと考えさせられる映画もありますが、ディズニーランドって夢の国って言われるくらいなので、単純に歌ときれいなCG映像を楽しむだけでもいいんじゃないかなと思います。
「魔法ってすごい」
「CG映像がすごい!きれい!」
「歌の歌詞が良い」
あまり深く考えずに非日常を楽しむのも『アナ雪2』の楽しみ方の一つな気がします。
自分は内容がよくわからなくて面白く感じなかったけど、相手は「歌やCG映像がよかった」と五感で楽しんでいた様子を見て、ディズニー映画ってそういう見方も確かにあるね!と改めて気づかれる方もいました。
【アナ雪2】駄作で面白くない?伝えたいことがよくわからない理由:まとめ
この記事では『アナ雪2』が駄作で面白くない、伝えたいことがよくわからないと言われる理由を調査してまとめています。
『アナ雪2』では「変化」と言う壮大なテーマを様々な要素を盛り込んで圧巻のCG映像ともに表現しています。
が、「変化」を表現するには1本の映画では短すぎたのか、1回の視聴では内容がとても伝わりづらく、面白く感じない観客が多く出てしまいました。
内容を深く理解して没入したい方にとっては、最後まで気持ちが置いてけぼりになり消化不良のままエンディングを迎えてしまうようです。
しかし、面白いと感じた方の意見を取り入れると、
『アナ雪』と『アナ雪2』を続けて視聴したり、2回・3回と繰り返し見返すことで、繋がりや伏線に気づけるようになりとても楽しく鑑賞できるようです。
そして、面白いと感じた方は、CG映像の奇麗さや迫力、歌のインパクトに魅力を感じていた方も多かったです。
歌って躍って魔法を使って、壮大なCG映像を楽しむ!
そんな非日常を楽しむだけでもディズニー映画を見る価値があるのではないでしょうか。
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